原状回復とは|どういう工事?法律で決まっている?不明点を解決!
2月も中旬を過ぎて、少しずつ春の訪れを感じるようになってきました。
寒暖の差はあるものの、日中は暖かく心地良い日もみられる今日この頃です。
今回は、【原状回復】の内容についてご説明します。
名前だけではどういった工事内容なのかわかりづらいですよね。
実は、法律により義務付けられているとても重要な内容となります。
原状回復をめぐるトラブルもあったりするため、「知らないで困った!」と言うことが無いように、
この記事ではできる限り、わかりやすく簡単にご説明します。是非最後までご一読ください。
原状回復の概要
そもそも、原状回復とはどういったものか。
まずは概要をご説明します。
入居時の状態に戻す工事
原状回復工事とは、現在の状態から入居時の状態に戻すために行う工事のことを指します。
契約内容にもよりますが、基本的にはテナントの都合で設置した間仕切りや設備などを取り除き、
使用中に不注意でできた汚れや傷の修繕を行います。
テナントによって使用状況が異なり、契約内容も違うため、物件によって工事内容や費用、期間も大きく変わります。
賃貸借契約の内容を確認し、原状回復工事の工事範囲について貸主側と打合せをしておく必要があります。
原状回復工事を行う理由
原状回復工事を行う理由として、借主によって部屋の使い方が大きく異なっていることがあげられます。
部屋の間取りや設備によっては、一人目と二人目の借主ではそれぞれ使い勝手が変わってきます。
新しい借主がカスタマイズしやすいように、フラットな元の状態に戻しておく必要があるのです。
原状回復については、2020年4月に施行された改正民法の条文でルールが明文化されました。
しかしながら、工事の範囲や費用に関係したトラブルが、貸主と借主の間で発生するケースも少なくありません。
原状回復工事で覚えておきたい3つのこと
原状回復工事のタイミング
マンション等の住居とオフィスや店舗では、原状回復工事を行うタイミングが違います。
一般的に、住居であれば賃貸契約終了後、オフィスや店舗であれば賃貸借契約終了前に原状回復工事を終わらせなければなりません。
とくにオフィスでは思っている以上に時間と労力が必要となるため、予め契約内容を確認しておきたいところです。
賃貸契約期間内に完工しないと、契約期間終了後も賃料が発生するケースもあります。
原状回復工事の期間
原状回復工事にかかる工期の目安です。
小規模・工事内容も少ない・・・1週間
100坪未満(一般的な工数)・・・2週間~1カ月
100坪以上(設備なども多い)・・・1カ月以上
事務所が広かったり、小規模でも間仕切りで個室を多く作っていたり、
照明設備等の変更をしている場合には、1カ月以上の期間が必要となるケースもあります。
貸主側との打合せの時間も必要だったりするため、2ヶ月以上前には業者へお問い合わせ頂くことがおススメです。
原状回復工事の費用
原状回復工事にかかる工事費用は、オフィスの広さなどによって変動します。
あくまで目安ですが、小規模ビルであれば、坪単価2万円程度の費用や、クリーニングのみで収まるケースもあります。
10~50坪のオフィスであれば、1坪あたり3~5万円程が相場です。
大規模なビルであれば、10万~20万円かかることもあります。
原状回復の代表例とトラブルについて
原状回復工事の代表例
原状回復工事には、以下のような例が挙げられます。
・塗装
・タイルカーペット貼替
・ビニルクロスの貼替
・クリーニング
・壁や天井の修繕
また、オフィス移転時であれば、以下のような例も挙げられます。
・パーティションの撤去
・床下配線の撤去
・照明の撤去や管球交換や清掃
・看板やネオンなどの撤去
上記のような一例以外にも、原状回復が必要となるケースは発生するため、必ず誓約書の確認を行いましょう。
原状回復のトラブルについて
原状回復には、前述のとおりトラブルが発生してしまうことがあります。
借主側は復旧の必要がないと考えていても、貸主側に復旧をするよう命じられることがあります。
例として、借りた当初から同じようなカーペットだったとしても、物的証拠がないため、復旧を指示されるケースなどです。
貸主側にも悪気が有る訳ではないと思いますが、証拠が無いことでトラブルに繋がってしまいます。
対策として、国土交通省が配布しているガイドラインの確認とチェックリストの活用や、写真を撮影するなどして、
しっかりと証拠を残しておくことが理想です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
原状回復工事は、物件を退去する際は殆どの場合に行わなければなりません。
過去に伴うトラブルは非常に多いため、経験豊富で技術が高い業者選びが肝となってきます。
山吹建装株式会社は大阪の解体工事業者です。
関西エリアを中心に、解体工事や内装解体、スケルトン解体、残置物撤去を行っています。
また、今回の記事になった原状回復工事も高い技術力のもと、実施しております。
ご相談やお見積りは無料で対応しております。
まずはお気軽にお問い合わせください。


