【完全ガイド】庭じまいとは?意味・費用・手順・活用法までやさしく解説!後悔しない進め方も紹介


「庭じまいとは、いったい何をすることなんだろう…?」
そんな疑問や、「最近、庭の手入れがしんどくなってきた」と感じているあなたへ。

長年大切にしてきたお庭も、暮らしの変化とともにその役目を終える時がやってきます。
でも、いざ庭じまいをしようと思っても、「何から始めればいいのか分からない」「費用は?手順は?」と、不安ばかりが先に立ってしまいますよね。

この記事では、庭じまいとは何かという基本から、費用・手順・土地の活用方法まで、まるごとやさしく解説します。

庭じまいとは何か?意味と背景をわかりやすく解説

庭じまいとは何か?意味と背景をわかりやすく解説しますね。

1-1. 庭じまいとはどんなことを指すのか

庭じまいとは、長年使ってきた庭の手入れや利用を終え、片づけや整備をしてその役割を終えることを指します。

たとえば、草木が生い茂った庭や、昔はにぎやかだった花壇、今はほとんど使われなくなった池や石灯籠などを整理し、管理不要な状態にすることが「庭じまい」です。

庭を手放すというより、「感謝とともに手を引く」ようなイメージですね。
多くの場合、ご自身で管理が難しくなったり、相続や空き家対策の一環として行われます。
特に「庭に思い出があるけれど、維持が大変になってきた」と感じている方が行うケースが多いです。

実際、全国のリフォーム業者などでも「庭じまい」の相談件数は年々増えており、庭石の撤去や植栽の伐採などを含めた整地サービスが注目を集めています。
単なる草むしりではなく、「ライフステージの変化に合わせた暮らしの整理」としての意味合いが強いのが、庭じまいです。

1-2. なぜ今、庭じまいが注目されているのか

庭じまいが注目されている背景には、高齢化・空き家問題・生活スタイルの変化など、現代社会ならではの課題があります。

まず一つ目に、高齢化によって庭の手入れが体力的に厳しくなってきたことが挙げられます。
草むしり、剪定、落ち葉掃除など、庭の維持には意外と力も時間も必要です。
「昔は趣味で楽しめていた庭いじりが、今では負担に感じる」と話す方が多くなっています。

次に、空き家が社会問題化している中で、「庭の荒れ」を放置すると近隣トラブルの火種にもなりかねません。
2023年の国土交通省の報告によれば、日本の空き家は約849万戸にのぼり、年々増加傾向にあるそうです。
そのため、将来的に家を売却・相続することを考えて、事前に庭を整理しておくケースも増えています。

また、庭に価値を見出すスタイルが変わってきたことも一因です。
「芝や植栽を減らして防草シートと砂利でローメンテに」「ドッグランや家庭菜園へ作り替える」など、庭じまいの先に新たな利用方法を考える人も出てきています。

1-3. 高齢化とライフスタイルの変化が庭じまいに影響

庭じまいを選ぶ人が増えた背景には、日本の高齢化と多様化するライフスタイルの影響があります。

特に「終活」の一環として、自宅や庭を整理したいと考える方が増えています。
これは単に物理的な片づけではなく、心の整理という意味合いも強いのです。
たとえば、お子さんが独立し、夫婦二人で静かに暮らす中で、手入れの必要な庭はだんだんと「持て余す存在」になっていきます。

さらに、今の若い世代では「庭=維持が面倒」「できればコンクリートで防草」という志向も見られます。
そのため、相続した家をどう活用するかという点でも、庭じまいは重要なステップになるのです。
リフォーム会社の調査では、「庭を整理した後のトラブルが激減した」と感じる方が6割以上というデータもあります(LIXIL調べ)。
ライフスタイルが変われば、家の使い方も当然変わっていきます。
庭じまいは、その変化に合わせて自分らしい暮らしを整えるための大切な選択肢の一つです。

庭じまいをする理由とタイミング

庭じまいをする理由とタイミングについて、わかりやすくお伝えしていきます。

2-1. 庭の管理が難しくなったと感じる時

庭じまいを決断する一番多い理由は、「もう庭の管理が自分には無理だ」と感じたときです。

年齢を重ねると、しゃがんで草むしりをするのも一苦労ですよね。
夏場は特に体力の消耗が激しく、熱中症の危険もあります。
また、植木の剪定や落ち葉の片づけなど、意外と季節ごとにやることが多いのが庭の特徴です。
昔は楽しく感じていた作業が、いつの間にか負担に変わってしまう。
そんなときが、「庭じまいを検討すべき時」なのかもしれません。

近年では、自治体が提供する高齢者向けの庭の片づけ支援サービスなども増えており、社会全体がこの問題に注目してきています。
また、庭の放置が原因で近隣から「雑草が伸びて迷惑」「虫が増えて困っている」とクレームを受けることも。
こうした外部からの圧力も、庭じまいを後押しするきっかけとなります。

2-2. 相続や空き家問題に備えるための庭じまい

庭じまいは、将来的な「家の相続」や「空き家対策」の一環として行う方が増えています。

特に近年は、実家を相続することになった子世代が、「庭の管理まで手が回らない」と悩むケースが多く見られます。
総務省の「住宅・土地統計調査」(2018年)によると、日本の空き家率は13.6%に達し、約7軒に1軒が空き家という状態です。
放置された庭があると、草木が生い茂り、動物が住みつくなどして、治安や衛生の面でも問題になります。
このような状況を未然に防ぐために、元気なうちに庭じまいを行うという選択肢が現実的になってきたのです。

「子どもに迷惑をかけたくない」「庭のことまで考えさせたくない」という親心から決断される方も少なくありません。
また、相続税評価の対象にもなりやすい庭の構造物(石灯籠や庭石など)をあらかじめ処分しておくことで、資産整理にもつながります。

2-3. 定年後や子どもの独立をきっかけにするケース

人生の節目――たとえば定年退職や子どもの独立などが、「庭じまい」を考える大きなきっかけになることがあります。

家族が減り、使わないスペースが目立つようになると、「この庭、今の自分たちに必要かな?」と感じることがあります。
特に定年後は、生活のリズムが変わり、趣味や時間の使い方を見直すタイミングでもありますよね。

そんなときに、「維持の手間だけがかかる庭より、もっとシンプルな暮らしに変えたい」と思う方が多くいらっしゃいます。
たとえば、「芝生を全部剥がして駐車場にした」「防草シートで雑草対策をして家庭菜園スペースに変えた」という声もよく聞きます。
庭じまいをきっかけに、暮らしの質をぐっと上げる人も少なくないんです。
また、今後の老後資金や介護を見据えて、家のバリアフリー化やリフォームと一緒に庭を整えるという動きも注目されています。

庭じまいの流れとやること一覧

庭じまいの流れとやること一覧について、ステップごとに解説していきますね。

ステップ1: 庭の現状を確認し、今後の活用を考える

庭じまいの第一歩は、現在の庭の状態をよく観察して、「どのように使わなくなるか」を具体的にイメージすることです。

たとえば、どこに植木があるのか、石や構造物があるか、雑草がどの程度生えているかを把握しましょう。
そして「この庭を全部なくすのか、一部だけ残すのか」「整地して駐車場にするのか、それとも菜園にするか」など、今後の使い方まで視野に入れて計画します。

ステップ2: 庭木や草花の処分方法を決める

庭じまいで次に行うのが、庭木や草花の処分方法を決める作業です。

草花は比較的簡単に抜いたり枯らしたりできますが、問題は庭木です。
特に地中深くまで根が張っている場合、伐採だけでなく「抜根(ばっこん)」という作業が必要になることがあります。
小さい木であれば自力で掘り起こすこともできますが、大きな庭木や竹は、重機や専門業者の力を借りる必要があります。

市区町村によっては、剪定枝のごみ処分に関するルールも異なるため、役所に確認しておきましょう。
地域によっては、「粗大ごみ扱い」になる場合や、可燃ごみとして処理できないケースもあります。
また、記念樹など思い入れのある木は、別の場所に移植できる可能性もありますので、残したいものがあれば早めに検討してください。

ステップ3: 庭石や灯籠など大型物の対応を考える

庭じまいで厄介なのが、庭石や灯籠(とうろう)などの重たい大型物の扱いです。

見た目には味があって風情のあるこれらも、放置すれば草木の成長を妨げたり、景観を損なう原因になったりします。
まず考えたいのが、「撤去するのか、残して活かすのか」です。
たとえば灯籠などは、処分せずにデザインとして一部に残すという方法もあります。

一方で撤去を希望する場合、石材やコンクリート製のものは非常に重く、自力での搬出は難しいです。
業者に依頼すると、1つあたり1万円〜3万円程度の費用がかかることも珍しくありません。
また、お寺で供養処分してくれるサービスもありますので、「仏像」「石碑」など宗教的な意味があるものは粗雑に扱わないよう注意しましょう。

ステップ4: 土地を整地するための作業計画

庭じまいが進んできたら、次は「整地」といって、土地の表面をきれいにならす工程が待っています。

抜根や石の撤去が終わっても、そのままだとデコボコのままなんです。
この整地をすることで、雑草の再発を防ぎやすくなりますし、駐車場・砂利敷き・家庭菜園など、次の使い方にスムーズにつなげることができます。
整地にはスコップやトンボといった道具が必要になりますが、広さや作業の負荷によっては業者に依頼するのも良いでしょう。
費用は1平方メートルあたり1,000円〜2,000円が相場とされており、全面整地なら5万円以上になることもあります。

ステップ5: 必要に応じて業者への相談や依頼

庭じまいの中で「これは自分で無理かも…」と思ったら、迷わず専門業者に相談してみましょう。

特に「抜根」「石の搬出」「整地作業」は、重機や専門知識が必要なため、素人では手に負えないケースが多いです。
複数の業者に見積もりを依頼することで、価格や作業内容に納得して選ぶことができます。
最近では「庭じまいパック」など、セットで対応してくれるサービスも増えており、見積もりのしやすさも上がっています。
また、見積もりの段階で「残したいもの」「絶対に撤去してほしいもの」を明確に伝えると、作業のズレやトラブルを防げますよ。
地域密着型の便利屋や、造園業者、不用品回収業者なども庭じまいの相談先になりますので、まずは気軽に問い合わせてみるのがオススメです。

庭じまいにかかる費用の目安と内訳

庭じまいにかかる費用の目安と内訳について、項目ごとに具体的に見ていきましょう。

4-1. 庭木の伐採・抜根にかかる費用

庭木の伐採は1本あたり3,000円〜20,000円、抜根は1本で5,000円〜30,000円が相場です。

費用には幅がありますが、木の太さ・高さ・根の張り具合によって大きく異なります。
たとえば直径10cm以下の小さな木なら3,000円程度で済むこともありますが、直径30cmを超える大木になると2万円以上かかることも。
また、抜根作業には地面を掘り返す必要があり、道具だけでなく重機を使うケースもあるため、伐採より費用が高くなる傾向があります。
伐採と抜根をセットで依頼すると割引になる業者もあるため、事前に見積もりをしっかりと取りましょう。

4-2. 庭石・灯籠の撤去・運搬費用

庭石や灯籠の撤去費用は、1個あたり5,000円〜30,000円ほどが目安です。

重量物なので運搬費も含めると高額になりやすく、特に大きな石や装飾がある石材はトラックでの搬出が必要です。
たとえば、直径50cm以上の大きな庭石になると、クレーンが必要になることもあり、撤去費用が数万円に跳ね上がるケースもあります。
灯籠は素材によっても費用が変わり、石製のものは重く、処分も専門の廃材処理業者が対応します。

4-3. 整地や残土処分のコスト

整地費用は1平方メートルあたり1,000円〜2,000円程度が一般的です。

ただし、地中に石や根が多く残っている場合は、追加料金がかかることも珍しくありません。
作業には重機が使われることが多く、その搬入費用や作業時間によって全体の費用が大きく左右されます。

加えて、整地によって発生した「残土」の処分も重要なポイントです。
残土の処分費用は、1立方メートルあたり3,000円〜6,000円が相場で、意外と見落とされがちです。
たとえば、家庭用の庭でも整地により軽トラック2台分以上の残土が出ることがあり、それだけで1万円〜2万円かかることもあります。
そのため、整地費と残土処分費はセットで考えておくと安心ですね。

4-4. 費用を抑えるためのポイントと交渉術

庭じまいの費用を抑えるには、作業を分割したり、自分でできることを一部担う方法が有効です。

たとえば、雑草の刈り取りや小さな庭木の剪定・伐採などは、ご自身で作業しておくだけで、全体費用を1万円〜2万円ほど削減できることもあります。
また、相見積もりを取ることは基本中の基本。
同じ作業でも業者によって料金体系に大きな違いがあるので、最低でも3社は見積もりを取りましょう。

庭じまいを業者に依頼する場合の注意点

庭じまいを業者に依頼する際に知っておくべきポイントを、以下に分けてご紹介します。

5-1. 庭じまいに対応する専門業者の選び方

庭じまいを依頼するなら、「造園業者」「便利屋」「解体業者」など、庭じまいに特化した経験がある業者を選ぶことが大切です。
一口に業者といっても、それぞれ得意分野が異なります。
たとえば庭木の伐採や植栽の撤去に強いのは造園業者、重機を使って大掛かりな整地まで行えるのは解体業者、幅広く小回りが利くのが便利屋という感じです。
選ぶ際には、まず「自分が何をどこまで依頼したいのか」を明確にすることがスタートラインになります。

5-2. 見積もりの取り方と比較ポイント

庭じまいで失敗しないためには、最低でも2〜3社から「現地見積もり」を取って比較することが非常に重要です。

電話やメールでの概算見積もりもありますが、実際の作業は庭の広さや状態によって大きく異なるため、現地での確認が不可欠です。
見積もり時には、「作業内容の内訳」「処分費用」「追加料金の有無」など、細かく書かれているかをチェックしましょう。
たとえば「庭木伐採:◯◯円/本」「庭石撤去:◯◯円/個」と明記されていれば、後々のトラブルを防ぎやすくなります。

さらに、作業日数や工程も確認しておくと、他社との比較がしやすくなります。
時間がないとつい「一番安い業者」に決めてしまいがちですが、信頼性や作業内容とのバランスも考慮に入れて選ぶことが大切ですよ。

5-3. トラブルを避けるための契約時のチェック項目

庭じまいを依頼する際に、契約書や作業内容の確認を怠ると、後々思わぬトラブルに発展することがあります。

契約前には必ず、「どこまでが作業範囲か」「何を撤去して、何を残すか」を書面で明確にしておきましょう。
口約束で進めてしまうと、「聞いていなかった」「追加料金がかかった」などの行き違いが起こりやすくなります。
特に注意したいのは「作業後の庭の状態」について。
たとえば「抜根した跡はそのままか、埋め戻して平らにするのか」など、仕上がりのイメージを業者と共有しておくことが大切です。

庭じまい後の土地活用アイデア

庭じまいを終えた後、「空いた土地をどう使うか?」は、多くの方が迷うところです。ここでは、その具体的な活用方法を紹介します。

  • 駐車場や家庭菜園への転用
  • 庭じまい後の土地を「駐車場」や「家庭菜園」として活用するのは、とても実用的で人気の高い選択肢です。

  • 防草シートや砂利敷きでメンテナンスフリーに
  • 「とにかく手間を減らしたい」という方には、防草シート+砂利敷きの組み合わせが最もおすすめです。

  • 建物の増築・リフォームに活かす
  • 庭じまいによって生まれたスペースを、建物の増築やリフォームに使うという発想も注目されています。

    まとめ:庭じまいとは心の整理と生活の最適化

    この記事の締めくくりとして、庭じまいの意義や選び方について改めて整理します。

    庭じまいとは「終わり」ではなく、「新しい暮らしへのはじまり」として前向きにとらえることが大切です。
    長年手をかけてきた庭だからこそ、「役目を終えた」という感覚に寂しさを感じる方もいらっしゃいます。
    でも、それは人生の次の章へ進むためのステップ。家族構成や体力の変化、生活スタイルの変化に合わせて「暮らしを整える」作業なのです。

    たとえば、庭を手放すことで、日々のメンテナンスから解放され、より自分らしい時間の使い方ができるようになります。
    これはとても前向きな「暮らしの最適化」と言えるのではないでしょうか。
    庭じまいは、気持ちの節目としても、環境の見直しとしても、有意義な選択です。

    庭じまいは解体専門の山吹建装にご相談ください<


    これまで解説したように、庭じまいとは、庭の整理や処分を通して暮らしを見直す大切な機会です。
    費用や手順も事前に知っておけば安心です。
    当社は解体工事や原状回復工事、庭石撤去を専門としており、経験と知識を豊富に持っているため、安全な庭じまいをお約束します。

    また、このような作業は、

    • 専門的な技術や知識
    • 安全への配慮が重要
    • 適切な計画と許可
    • 環境への配慮

    など様々な知識と配慮が必要なため、経験豊富な業者に依頼することが重要です。

    弊社は解体業を主軸としております。大阪の解体業者は経験豊富な山吹建装に安心してお任せください。

    ご相談やお見積りは無料で対応しております。
    まずはお気軽にお問い合わせください。