知っておくべき空き家にかかる税金について 知らなければ大きな経済的負担が必要になる可能性も?!


皆さんこんにちは。
今回は空き家にかかる税金について解説します。
空き家を所有していると、毎年かかる固定資産税や都市計画税、そして場合によっては売却時の譲渡所得税など、思わぬ税金の負担に驚く方も多いです。特に、空き家が適切に管理されていないと「特定空き家」に指定され、税金が最大で6倍にも増える可能性があるのをご存じでしょうか?
「どうすれば税金を減らせるの?」とお悩みの方は、ぜひこの記事を読み進めてください。

空き家にかかる税金の基本を知る

1-1. 空き家にかかる主な税金の種類とは

空き家にかかる主な税金には「固定資産税」「都市計画税」「譲渡所得税」があります。
固定資産税は、土地や建物などの固定資産に課される税金で、市区町村が課税主体です。土地や建物の評価額を基準に算出されるため、評価額が高いほど負担も増えます。

都市計画税は、市街化区域内にある土地や建物を対象にした税金で、都市計画事業や街づくりのための財源として使われます。固定資産税と一緒に課税され、計算も評価額に基づいて行われます。

譲渡所得税は、空き家を売却した際に利益が発生すると課される税金です。売却価格から購入時の費用や売却経費を引いた利益が課税対象となります。

空き家を所有するとこれらの税金が課せられるため、所有コストを意識した計画が必要です。

1-2. 固定資産税と都市計画税の仕組みを簡単に解説

固定資産税は評価額に基づいて計算され、1.4%の税率が課されます。
固定資産税の課税標準は、土地や建物の評価額で決まり、特に住宅用地の場合、軽減措置が適用されることがあります。小規模住宅用地(200㎡以下)では評価額が6分の1に軽減され、負担が大幅に軽減されます。

都市計画税は、市街化区域内の不動産に課される税金で、税率は最大0.3%です。都市の開発や維持に必要な事業のための財源とされ、固定資産税と一緒に請求されます。

これらの税金は毎年1月1日時点で不動産を所有している人に課され、通常は4期に分けて納税する形です。納税の遅延は延滞金を生じる場合もあるため、計画的な支払いが必要です。

1-3. 特定空き家に指定されるとどうなるのか

特定空き家に指定されると、固定資産税の住宅用地特例が解除され、税額が大幅に増加します。
特定空き家とは、適切に管理されず、倒壊や景観悪化のリスクがある空き家のことです。これに指定されると、住宅用地特例(固定資産税の課税標準を6分の1または3分の1に軽減)が適用されなくなり、固定資産税が最大で6倍になる可能性があります。

自治体は改善命令を出すことができ、命令に従わない場合は行政代執行が行われる場合もあります。行政代執行では解体費用を所有者が負担するため、大きな経済的負担が発生します。

特定空き家に指定されないためには、定期的な清掃や修繕など、適切な管理を続けることが重要です。自治体が提供する空き家相談窓口を活用するのも効果的な手段となります。

空き家の税金が増える理由


次に、空き家の税金が増える理由について詳しく解説します。

2-1. 空き家対策特別措置法の影響とは

空き家対策特別措置法により、管理不全の空き家が「特定空き家」に指定されると税負担が増加します。
この法律は、倒壊や周辺環境への悪影響が懸念される空き家の管理を強化するために2015年に施行されました。「特定空き家」に指定されると、固定資産税の住宅用地特例が解除されるため、税額が大幅に増える可能性があります。

さらに、自治体は改善命令を出す権限を持っており、改善が行われない場合には行政代執行により解体を行い、その費用を所有者に請求します。解体費用は高額になるため、事前の対策が不可欠です。

法律の施行以降、多くの自治体が空き家の実態調査や適切な管理指導を実施しています。所有者としては、この法律の内容を正しく理解し、早めの対応を心がけることが重要です。

2-2. 固定資産税が最大6倍になるケースを解説

特定空き家に指定されると、住宅用地特例が解除され、固定資産税が最大6倍に増加します。
通常、住宅用地には「住宅用地特例」が適用され、小規模住宅用地(200㎡以下)であれば、固定資産税の課税標準が6分の1に軽減されます。しかし、「特定空き家」に指定されると、この特例が適用されなくなり、本来の評価額に基づく税額が課されます。

例えば、住宅用地特例が適用されていた場合に1年間の固定資産税が10万円だった土地が、特例解除後には60万円になることもあります。これは、適切な管理を怠った結果として起こるリスクの一例です。

特例解除を避けるためには、定期的なメンテナンスや空き家の活用方法を検討することが効果的です。また、自治体が実施する空き家管理支援事業や補助金制度を活用するのも良い対策となります。

2-3.「住宅用地の特例」が解除される条件

住宅用地特例が解除されるのは、空き家が適切に管理されていない場合です。
住宅用地特例は、住宅用地として利用されている土地に適用される軽減措置です。ただし、空き家が特定空き家に指定されたり、長期間利用されないまま放置されると、この特例が解除されます。

具体的には、周囲に危険を及ぼす可能性がある状態や、景観を著しく損なう状態と判断された場合に適用が解除されます。これにより、固定資産税の課税標準が本来の評価額に戻り、大幅な増税となります。

特例解除を防ぐためには、空き家を利用可能な状態に保つことや、定期的な点検を行うことが重要です。さらに、賃貸物件として貸し出す、または売却を検討するなど、空き家を活用する方法を早期に検討することが求められます。

空き家の税金を減らす方法


空き家の税金を減らすためにはどのような方法があるのか、詳しく解説します。

3-1. 空き家を維持する際の節税ポイント

空き家を維持する際には、住宅用地特例や自治体の減税制度を活用することが節税のポイントです。

まず、住宅用地特例は空き家でも適用される可能性があります。ただし、適用条件は「適切な管理」が行われていることです。そのため、定期的に清掃や修繕を行い、特定空き家に指定されないようにしましょう。

また、自治体によっては、空き家管理に関連した補助金や減税措置を用意している場合があります。例えば、耐震リフォームや老朽化対策を行うことで税金が軽減されることがあります。

さらに、空き家を賃貸やシェアハウスとして活用することで、収益を得つつ税負担を軽減することも可能です。
節税のための選択肢を検討し、最適な方法を選びましょう。

3-2. 売却や賃貸を活用して税負担を減らす方法

空き家を売却や賃貸として活用することで、税負担を大幅に減らすことができます。

売却の場合、空き家を所有し続けることで発生する固定資産税や都市計画税の負担がなくなります。また、売却利益が発生した場合でも、特例措置が適用されることがあり、税金の負担を軽減することが可能です。

賃貸として活用する場合は、家賃収入を得ることができるだけでなく、修繕費や管理費を経費として計上することで所得税を減らせます。これは、税金対策として非常に効果的です。

ただし、売却や賃貸には初期費用や手続きが必要となるため、事前に計画を立てることが重要です。
空き家の立地や状態に応じて、最適な活用方法を選択してください。

3-3. 空き家をリフォームして活用するメリット

空き家をリフォームして活用することで、税金の軽減だけでなく資産価値の向上も期待できます。

リフォームを行うことで、空き家を賃貸物件やシェアハウスとして活用しやすくなります。これにより、収益を得ることができ、固定資産税などの維持費を賄うことが可能です。

また、リフォーム費用には補助金や減税措置が適用される場合があります。例えば、耐震工事やエネルギー効率改善のためのリフォームには、自治体や国が提供する補助金が利用できるケースがあります。

さらに、リフォームした空き家は売却時の価値が上がり、高い価格で売却できる可能性があります。
空き家の状態に応じたリフォーム計画を立て、メリットを最大限に活用しましょう。

空き家を放置するリスク


次に、空き家を放置するとどのようなリスクがあるのかについて解説します。

4-1. 税金以外の費用(維持費・管理費)について

空き家を放置すると、税金以外にも維持費や管理費が増加するリスクがあります。

例えば、空き家の老朽化を防ぐためには定期的な修繕や清掃が必要ですが、これを怠ると修繕費用が増加する可能性があります。また、外壁や屋根が劣化すると近隣住民への被害を防ぐための費用が発生することもあります。

さらに、空き家が原因で近隣トラブルが発生した場合、損害賠償や訴訟費用が発生する可能性もあります。放置する期間が長引けば長引くほど、管理にかかる費用が膨らむケースが多いです。

自治体によっては、空き家の適切な管理を怠る所有者に対して罰金を課すこともあります。
こうした費用を最小限に抑えるためにも、早めの対応が求められます。

4-2. 空き家が老朽化することによる危険性

空き家の老朽化は、倒壊や害虫被害など、さまざまな危険を引き起こします。

長期間放置された空き家では、雨漏りや湿気により建物の構造が弱くなり、倒壊のリスクが高まります。特に、地震や台風などの自然災害時には周囲に大きな被害を及ぼす可能性があります。

また、空き家は害虫や野生動物の住処となりやすく、健康被害や衛生問題を引き起こすことがあります。例えば、シロアリの被害によって建物がさらに劣化することも少なくありません。

老朽化した空き家は景観を損ねるだけでなく、不法侵入や火災の原因になることもあります。
こうした危険性を防ぐためには、定期的な点検や修繕が必要です。

4-3. 特定空き家に指定されるまでの流れ

特定空き家に指定されると、税金や管理費が増加し、行政の改善命令を受ける可能性があります。

まず、自治体が空き家の調査を行い、管理が不十分な物件を特定します。その後、状態が危険であると判断されると「特定空き家」に指定され、所有者に改善命令が出されます。この命令に従わない場合、行政代執行が行われることがあります。

指定される基準としては、「倒壊の恐れがある」「景観を著しく損なっている」「周囲に衛生的な悪影響を及ぼしている」などが挙げられます。改善が行われない場合、自治体が強制的に解体し、その費用を所有者が負担することになります。

特定空き家に指定されると住宅用地特例が解除され、固定資産税が大幅に増加します。
これを防ぐためには、早めに適切な管理を行い、自治体の指導に従うことが重要です。

空き家を売却する際の税金と手続き


続いて、空き家を売却する際に必要な税金と手続きについて詳しく解説します。

5-1. 売却時にかかる税金(譲渡所得税など)の種類

空き家を売却するときには、主に「譲渡所得税」「住民税」「復興特別所得税」が発生します。

譲渡所得税は、売却による利益(譲渡所得)に課される税金です。
譲渡所得は、売却額から取得費(購入費用やリフォーム費用など)と譲渡費用(仲介手数料など)を差し引いて計算されます。この金額に税率をかけて算出され、所有期間が5年以下の場合は39.63%、5年超の場合は20.315%の税率が適用されます。

また、譲渡所得税と合わせて住民税(譲渡所得の10%)と復興特別所得税(譲渡所得税の2.1%)も課税されます。これらの税金は合算して支払うことになります。

ただし、一定の条件を満たすと、空き家売却時に特別控除が適用される場合があります。
条件に該当するかどうかを確認し、適切に手続きを行うことが重要です。

5-2. 空き家の売却を有利に進めるためのポイント

空き家を高値で売却するためには、物件の価値を高める工夫や適切な売却時期を選ぶことがポイントです。

まず、売却前に必要最低限の修繕やリフォームを行うことで、物件の印象を良くし、買い手が見つかりやすくなります。特に、外観や水回りのリフォームは効果的です。また、清掃や整理整頓を行い、見学時に好印象を与える工夫をしましょう。

次に、不動産仲介会社を選ぶ際は、複数の会社に査定を依頼し、比較することが大切です。仲介会社の実績や地域の特性をよく理解しているかどうかを確認してください。

さらに、売却時期として不動産市場が活発になる春や秋を狙うと、より良い条件で売却できる可能性が高まります。適切な準備と戦略的な計画が成功の鍵です。

5-3. 売却後に必要な書類と税務申告の流れ

空き家を売却した場合、翌年に確定申告を行い、譲渡所得税を申告・納付する必要があります。

確定申告では、譲渡所得税の計算に必要な書類を提出します。主な書類は、売買契約書、取得費用の領収書、譲渡費用の明細書などです。
また、特例控除を受ける場合は、適用条件を満たしていることを証明する書類も必要です。

申告の際には、譲渡所得の計算書を税務署に提出し、所得税、住民税、復興特別所得税を納付します。売却による損失が発生した場合でも、確定申告を行うことで損失の繰越控除を受けられる場合があります。

税務署や税理士に相談することで、必要書類や手続きの詳細を正確に把握し、スムーズに申告を進められます。
期限を守って手続きを行い、不要なトラブルを防ぎましょう。

解体するのも一つの手


空き家の管理や税金に悩んでいる方にとって、解体を検討することも有効な選択肢です。以下で、その理由とメリットについて詳しく解説します。

6-1. 解体することで得られる主なメリット

空き家を解体することで、税金や管理の負担を大幅に軽減することができます。

まず、解体することで特定空き家に指定されるリスクを回避できます。特定空き家に指定されると固定資産税が増加しますが、建物を解体することで、課税対象が土地だけになり、税負担が軽減されます。

さらに、老朽化した建物が引き起こす倒壊や害虫被害、不法侵入などのリスクを解消できます。特に近隣住民とのトラブルを未然に防ぐことができるため、地域との良好な関係を維持することにもつながります。

解体後の土地は売却や新たな活用がしやすくなり、資産価値を高めることも可能です。放置するよりも、有効活用に向けた第一歩として解体を検討することは合理的な選択といえます。

6-2. 解体費用と補助金を利用する方法

解体費用を抑えるために、自治体が提供する補助金や助成金制度を活用することが重要です。

空き家を解体するには、建物の規模や材質に応じて数十万円から数百万円の費用がかかることがあります。しかし、多くの自治体では、空き家対策の一環として解体費用を一部補助する制度を用意しています。これらの制度を利用することで、経済的な負担を軽減できます。

補助金の申請には、解体前の事前手続きや、申請書類の提出が必要です。例えば、解体業者からの見積書や解体前後の写真を求められる場合があります。事前に自治体の窓口や公式ウェブサイトで詳細を確認しておきましょう。

補助金を活用すれば、負担を軽くしながら空き家を解体できるため、資産を守るための賢い選択です。費用面での不安がある方は、ぜひ補助金制度の利用を検討してみてください。

6-3. 解体後の土地活用アイデア

解体後の土地を有効活用することで、新たな収益を得ることが可能になります。

土地をそのまま売却することで、所有コストを解消しながら現金化できます。不動産市場の動向を見極め、高値で売却できるタイミングを狙うのがポイントです。

また、土地を駐車場として貸し出す方法もあります。駐車場は初期投資が比較的少なく、継続的な収益を得られるため、人気の活用方法です。
土地を活用することで、放置していた空き家が新たな価値を生む資産に変わる可能性があります。
解体後の計画をしっかり立てることで、より有意義な活用が実現できるでしょう。

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これまで解説したように、空き家は継続して管理を行わなければ、突然税負担が大きくなってしまう可能性があります。
管理が難しい場合は解体を行うことで税負担の軽減、老朽化によるリスクの回避、土地の有効活用が可能になります。
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